29歳女性 会社員の方からの質問
腰痛に悩まされています。
何事もない日もあれば、朝から不調な日もあり、不調な日に出掛ける予定がある時には事前に市販の薬（バファリンやイブAなど）を飲んでおきます。
また、祖母からもらった腰痛ベルトというサポータのようなものを装着しておきます。
整骨院の前を通ると、「腰痛の原因は背骨のゆがみ！」というフレーズが掲げてあります。実際そうなのでしょうか？
思いきって整骨院に行ってみるべきでしょうか？
昔、1回だけ整骨院に行ったことがありますが、それは腰痛ではなく、背中の痛みのため受診しました。
思いっきりバキッと背中をそらすような処置をしていただき、温熱療法のようなものをした記憶があります。
回答
「腰痛の原因は背骨のゆがみ！」正にその通りです。
しかし、人間の構造を解剖学的にもう少し詳しく見てみると、背骨（脊椎）が単独で身体を支えているのではなく、筋肉が脊椎を支えています。
仕事などで偏った筋肉の使い方で左右の筋肉バランスが崩れ、硬くなった筋肉に引っ張られて脊椎もズレます。
「何事もない日もあれば、朝から不調な日もあり」とのことですが、睡眠がしっかりとれた日は筋肉も緩み楽になります。
つまり筋肉のバランスをしっかり診てもらい、もし深部の筋肉のアンバランスがあるなら、鍼で深い刺激をすれば根本から治すことが可能です。
鍼灸は3000年以上の歴史があり今も廃らずあります。
効果があるから廃らないのです。
経験がない方は「怖い」とためらいますが、一度治療を受け診ると思ったより痛みが無く「こんな感じならもっと早く来れば良かった」が一般的な患者さんの声です。
これを機会に鍼灸で根本治療も経験してみる選択肢もあると思いますよ。
